アイドルと週刊誌

週刊誌の存在意義ってなんなんでしょうね。

芸能人が不倫してようが何してようが、一般人の私たちには全く関係ないし、そのことによって何か被害を被るわけじゃないじゃないですか。

って先日の某大人気女優の夫が複数人と不倫したっていう一大ニュースを聞いてぼ〜っと考えていました。

週刊誌って誰も幸せにしないじゃないですか。じゃあ何で存在するんでしょうね。

ということで今回はこれに対する見解を勝手に書き残しておきたいという一心でブログにします。

 

私、つい最近まで週刊誌に対してそんなにネガティブな感情抱いてなかったんですよね。

てか、そもそも関心がなかったです。

なんせ、無縁だったので。

要するに、『自担くんが撮られた』という経験がなかったので、当事者になったことがなかったんです。

でも、つい先日図らずも当事者になったんです。

自担くんではなくたって、何度も言うけど私は頭抱えるほど全員のことが好きなので、ニュースの通知欄でトップに彼の名前が上がった時、心臓の底から冷えました。

大事な時なのに。まだまだこれからなのに。数年前のことなのに。一人も欠けて欲しくないのに。という思いと、彼と共にグループを引っ張ってきた自担くんのメンタルが心底心配でした。本当に眠れない夜がありました。

一人欠けた状態の歌番組で自担くんが声を震わせながら謝罪の言葉を述べる姿には、なんだか自分まで緊張してしまって、手先が信じられないくらい冷えました。次の日にはいてもたってもいられなくてお手紙を書いたんだっけ。

応援してるアイドルくんのスキャンダルが世に知れ渡る瞬間を人生で初めて目の当たりにして、ここまで彼らが積み上げてきたものが崩れていく音がしました。

酒と女ネタはいつでも世間の一番の関心を集めますよね。

デビューしたばかりなのに、こんなことで世の中に名前が知れ渡るなんて、いたたまれなかったです。

この時期にめちゃ思ってたのは、彼のことよく知らんくせに、やたらめったら叩いてくる外野。『彼がお前らに何したっていうねん』

私は自担くんにゲロ甘タイプのオタクなので「アイドルだって女の子と酒くらい飲むやろ」派だったんですけど、論点はそこじゃないかも、と最近考えられるようになりました。

まず、アイドルくんたちの職業なんですが、基本的には「夢を見させてくれる」立場ですよね。もちろんいろんなスタンスがあると思います。私はアイドルくんと「一緒に夢を見たい」派なので、アイドルくんたちの夢が叶う姿を見届けたい、と思ってます。

だからね、別にいいんですよ、自担くんに彼女がいようが、なんだろうが。

し!か!し!完璧に隠すのは使命だと思います。

アイドルくんが「夢を見させてくれる」のと引き換えに、オタクはお金を払ってライブを見に行ったり、CDを買ったりするわけです。なんか言葉にするのが難しいけど、「恋愛に夢中になってる余裕なんてないほど、がむしゃらにアイドルとしての夢を見ている」ことに私は魅力を見いだしています。何度も言いますけど、別にいいんですよ、もちろん恋愛してたって。でも、「恋愛に夢中になってる余裕なんてないほど、がむしゃらにアイドルとしての夢を見ている」自分を演出しろよ、って思います。それがお仕事ですから。

アイドルくんたちだって人間なんですけどね。

私はアイドルくんが隠し通してくれる限りは、一緒に夢を見られる気がしています。

よくわかんないけどさ、恋人がいるって公になったら、私はアイドルくんたちの歌うラブソングなんて聴けないです。

 

応援してるアイドルくんが週刊誌に載ってわかったこと。

・逆境であればあるほど、オタクがアイドルくんを応援する気持ちが強くなる(今回の彼の件に関しては特にね。)

・週刊誌に一回載ったくらいでダメになるグループはそこまで。

・週刊誌に一回載ったくらいでは嫌いになれない。

 

最後に言っとくけど、私の「付き合って!」「結婚して!」は決して言葉通りの意味ではありません。当たり前じゃん。私の中の「付き合って!」「結婚して!」は好きの最上級です。ま、わかってもらえなくても困らんけど。

 

今日も今日とて辰哉くんが好き!